――それはどうして?


「やっぱり岡崎さんは海斗に合った音だけじゃなくて、……なんていうの?挑発してる?違うか、ん~、パス!」


「私かよ!?……なんだろ、あの二人にはお互いを上に上に伸ばし合っていける何かがある、って感じ?理屈じゃないんだろうけど。……ていうかあんた自分で本人に訊けばいいだろ?」


――アハハ、そうだね~。いやでも僕らの雑誌はこういうファンの生の声も載せたいんだよ。みんなのリアルな想いをね~。


「へぇ~、ま、頑張ってよ」


――ありがとう。じゃあ最後に。PRISONERにメッセージあるかな?


「ん~、じゃあ……。岡崎さ~ん、また遊んでね~!」


「ははっ!それ個人的すぎ!じゃ私は、歌夜~、たまには私とデートしろよ!」


――……え?もしかして知り合いだったの?