「ハロー♪」

「はぁ…」

「酷いなぁため息するなんて」

「いいから一人で帰れ」

「酷いなぁ待ってたのに」

「待ってなんて一言も言ってない。」



こんにちは神崎 悠です。


またこんな日常が始まっています。

あたしは学校に通っていて、神楽は通信の勉強をしたり、何だか分からないけど一応勉強はしているらしい。


通っていたK高校は1階退学したからまた入学するのはメンドクサイからしないらしい。




「何で来たんだよ」

「さすが♪」

「…。」

「明後日、文化祭なんだよね。一緒に行かない?」

一緒にいた由羅と綾香とエリとサクラは、キャ―――ッと叫んであたしはキーンとした耳にしかめた。




「ね?行かない?」

ペタンと座っていて、顔を傾けて上目遣いで――…


「「「「「ッッッ///」」」」」

いつもは見せないそんな甘えている仕草と表情は、本当に威力大で、本当に困る。


「わかった!!行くからそれやめろっ///」

「本当!?やった」

っと次には無邪気な笑顔をして、本当にやめてくれ。



「じゃぁ帰れ」

「じゃぁ一緒に帰ろうか」

って言ってあたしの肩に腕を回した。

「ぎゃ――――っ///」

「ぎゃーって失礼だなぁ(笑)」

「離れろ!!」

「嫌だ♪」




「あーおもしろい」

「いつ見てもおもしろいよね」

「本当、神楽くんはSだねぇ(笑)」


なんてのん気な事を言って笑っているやつらがあたしの後ろにいる。