男×男!?

「何赤くなってんの〜??」

目をぎゅっと閉じていたのに、目を開けると、目の前にはドアップの神楽。

「〜〜〜っ///」


「あ、赤くなったぁ〜(笑)」

「うるさいっ!!」

「そんなに照れなくてもいいよ(笑)」

って笑ってあたしにもっと近づいた。

「〜〜///近づくなぁっ!!」

｢｢照れるなって(笑)｣｣

「マジで肇黙れ。」

「また俺!!??」




そんな時間が続いた。




「あ、トイレ行ってくる」

「場所わかる？」

「昨日覚えた」

「そっか」


「………。」


そぅ言って肇は部屋から出ていった。



神楽は何か考えるように眉間に皺を寄せてゴロンとベットに寝転んだ。



｢｢……。｣｣

だからあたしも神楽も喋らない。




























「悠ちゃん」


「…………何」

「何その間(笑)…ちょっと聞いてて」

「何を」

「今から全部話すから」

「………。」



まだ隠し事してたのかよ。

あたしの思考はそっちに集中していて、神楽が今から話す内容は頭から離れていた。