長い長い始業式がやっと終わって
教室に2人で向かった。

廊下は人で混んでいて
あなたと私の肩がぶつかる
「あっ…ごめん!!」
私とっさに謝る
「え?」

あなたは何事?というような顔で
私を見た…




「うっううん!!なんでもない!!」
「?」



顔がどんどん熱くなる




"恥ずかしい…"





教室に入ると
またまた偶然が待っていた


「蜜!!おまえおれの隣だよ!!」
「なにが?」
「座席~」


えっ?!うそ~!!!


私びっくりして座席表を
見てみる


「なっ?」
「ほんとだぁ。」

あなたがニッと笑ってみせる


私また顔が熱くなる




「蜜~!!」
「ユキ!!」
教室の後ろからユキが走ってくる

「また同じクラス~!!」
ユキが抱きついてきた


"かわいい"


「また1年よろしくね!!」