3年前の3月14日



好きな人に振られてしまったあなたを見つけて

私は無意識に声をかけました。



「どうしたの?」
「あっ…蜜ちゃんだっけ?」

えっ?名前知っててくれてるんだ…
なんか嬉しい。

「うん。えっと…海くんだよね?」
「うん。」

あっ笑ってくれた…。







それからその好きな人に振られたこと
その人のこととか
色々と話してくれた

「そっか…。でも海くんならまたいい人見つかるよ」
「ありがとう。あぁ海でいいよ。」

「えっ?じゃぁ…私のことも蜜って呼んで。」
「うん。」





そのあとあなたと別れた後
ふと鏡を見てみたら
私顔真っ赤でした。
「なんでこんなに熱いんだろう…。」


っ!!私…あなたのこと
…好き?


こんな気持ち初めてだったから

「…私気付くの遅いなぁ。」