「李花ー!!ありがと
何かスッキリしたー!!」

言いながら伸びをする

「アタシもスッキリした!!
ってか次英語の
小テストだった!!
教室まで走れ」

教室までダッシュして

行くとまだ

時雨は来ていなかった

私達の後に

あっちゃんが

入ってきた

「それじゃあ
プリントを配るぞー
100点だった奴には
何か奢ってやる!!」

きっとその笑みは

皆を本気に

させる為だ

プリントが配られる

「始めていいぞー」

それと同時に

私もやる

何だ意外と簡単じゃん

李花の方を

振り向くと険しい

顔をしていた

ガラッドアが開く音が

して皆振り返ると

時雨がいた

「佐伯ー!!遅刻だぞー
そのプリントを
やれば遅刻を見逃して
やる」

時雨は無言で

席に着くと

プリントをやり始めた

そして数十分がたち

その場で答え

合わせをする

「おぉー100点が
二人いたぞー
今井と佐伯だ!!
約束通りジュースを
奢ってやる」

「ジュースかよ!!
ケチだなぁ!!」

どうせジュースなら

ちゃんとやらなくても

よかったのに