自分の席に

小走りで行く

椅子にだらけながら

座る

ってかいつも

思うんだけど

李花学校来るの

早くない?

「ねぇ李花」

パッと私の方に

振り向く

「何だい紫」

何か喋り方が

ダンデイ何だけど

「アンタ学校来んの
早くない?」

「何を言ってんだか…
こう見えてもアタシは
早起きなんです!!」

李花が早起き!!

すっごい見えない

ってか喋り方治った

「そんなマジで顔
しなくても
いいじゃんよー紫」

確にマジで顔

してたかもね

「だってさー
李花が早起き何て
顔に合わない
いかにも寝坊して
そうだもん」

ちょっと失礼かも…

「失礼な!!あーそう紫
今日英語の小テスト
やるってあっちゃんが
言ってたよ」

えぇ!!マジで

超面倒なんだけど…

あっちゃんって

先生ね

元は厚川圭人

だからあっちゃん

「あっちゃんめぇ
後で文句言いまくって
やる!!」

「紫!!それ賛成ー!!」

イエーイと言いながら

手をパシンッと叩く