―次の日―

私は自分が起きる前の

時間に起きてしまった

時間差は30分

30分あれば

半分の用意が終わる

どうしよ―…

かと言って

もう一度寝たら

起きれそうにないし

あ゙ぁぁあ゙

もう用意しよ…

私は階段をそっと

下りて行った

だってしーちゃんが

寝てるから

でもお母さんは

起きている

洗面所に行ったら

お父さんが

丁寧に髪にワックスを

付けていてびっくり…

髪の毛そんなに

無いよね

「お父さん朝から
頑張るね」

おはようの意味も

込めて言った

「あぁおはよう
紫今髪の毛少ないのに
って思っただろ?
髪が少なくとも
抜けない様に頑張って
るんだよ」

あーそうなんだ!!

思わず納得してしまった

そしてお父さんの

髪の「セッティング」が

終わると顔を洗った