そこには

体を交えている

男女

女の方から

甘ったるい声がする

男の方は

女の要望を答えている

私は溜め息を

しながら

壁に持たれかかる

保険室行こうかな??

そう思って

立ち上がった瞬間

中から声が聞こえた

「それじゃ俺行くね」

私は慌てて隠れる

所を探した

だけども隠れる

所がない

「ねぇ何してんの??」

急に声をかけられ

振り向いたら

さっきの男

「壁に寄りかかってた
だけ??」

疑問系になっちゃった

「覗いてたでしょ」

「たぶんね…?」

「あっそ」

そう言いながら

どっかへ行ってしまった