きっと時雨も

同じ気持ちなんだ

時雨が私のことを

どう想っているか何て

分からない

正直…私は時雨の事を

あまり知らない

過去だけを知って

いるだけ

本当はもっと知りたい

だけど…

話してくれるまで

私はいいと思ってた

前までは

今はもう違う

時雨の過去を

知ってるからって何?

人は過去を

生きてるんじゃない

今を生きてるんだ

だから過去

何て知ってるからって

何も得がない

でも今の私じゃあ

何にも聞けない

だって━━。

さっきあんな事を

言ってしまったから

もう戻れないんだ

だって私は

時雨の中の線路から

外れてしまった

人間なんだ