『そろそろ帰らなきゃ…』
重たい足を運びノロノロと家へ向かった

これからのことを考えてもみたけれど、あの人他達が今どんな状況なのかまったくわからなかったし…

なんとなくわかっているのは昔のあの家には戻らないってことだけ。

いつも他人事で目をつぶっていた

家族という大切な人は今、気持ちが変わりすぎてしまった。
どうして人の気持ちってこうも変わってしまうんだろう?


なんてあれこれ考えてた時だった


キキッ
『?!!』


ガラガラ
『え…??』


ドスッ
『ぅっ…』


あっという間だった
何がなんだかわからく、理解できたときには遅かった。