───翌朝───


「〜♪」



携帯のアラームが鳴る。

こんな切ないラブソングも

共感はできるけど

少しあたしより進展してて

ちょっと違う。




そんなこと考えてる内に時間は

無情にも流れる。




ふと、時計を見ると

─7時30分─



『やばっ!』




8時には家出なくちゃなんないのにー。



そんなあたしの心とは逆に

昨夜の天気予報通り、

空は雲一つない快晴。