次の日の朝。
目が覚めるとそこには和也がいた。
「和也…?」
「起きたか?もう体大丈夫か?しんどないか?」
「うん…。もう大丈夫。」
「そっか。今日帰ろうと思ってるんだけど…いいか?」
「うん…。」


帰る支度を済ませ帰る前に先生に会いに行くことにした。


病室に行くと昨日の女の人が先生のそばで寝ていた。


幸穂が病室のドアを開けると女の人は目を覚ました。


「あっ…ごめんなさい…」
「ううんいいのよ。」「あの私たち今日帰ります。帰る前に会っとこうと思って。」
「そう。あっそうそうあなたに聞きたいことがあったの。」
「なんですか?」
「あなた…巧の何なの?もしかして巧と付き合ってるの?」
「私は…先生とお付き合いさせてもらってます。」
「あなたまだ学生よね?お子ちゃまのあなたと大人の巧とどう考えてもつりあわないわ。
巧には私みたいな美人で色気のある女が合ってるの。
だから別れなさい。」
「何が言いたいんだよ。」
「あなたは先生の何なんですか?」