「ごめんなさいね…幸穂ちゃんまた悲しませちゃったわね…」
「いえ…呼んでいただけて嬉しいです…。」
「きっと和也も喜んでると思うわ。」
「はい…。」
しばらくの沈黙の後和也のお母さんは私を気づかってくれて席を外してくれた。

和也と幸穂2人きり。
幸穂はただただ変わり果てた姿の和也を見てることしかできなかった。



それから毎日和也のおみまいに行った。美樹や僚助たちもこのことは伝えられみんな和也のおみまいに行った。


でも和也は眠ったまま。


和也が意識を取り戻してくれるのを待った。
でも正直怖かった。和也の意識が戻っても和也がもっともっと苦しむんじゃないかって。
自分の変わり果てた姿を包帯に包まれた自分の姿を見て和也はショックを隠せないと思う。



そんなことを思いながら1日1日と日が過ぎていった。