「なんで私じゃだめなの?そんな子のどこがいいの?」
「幸穂は…優しくて素直で裏表のないすげぇいいやつなんだよ。」
「私だって同じじゃない。」
「どこがだよ。
学校とここでの態度が全然違うじゃねぇか。お前と幸穂を一緒にすんじゃねぇよ。」


女性は幸穂のところに行く。
「あんたねぇ甘ったれてんじゃないわよ。あんたは巧と不似合いよ。あんたと巧が付き合ってるなんてなんかの間違いじゃないの。
私の方が巧とお似合いなんだから。
さっさと別れなさいよ…ねぇ……なんとかいいなさいよ。」


女性は幸穂をひどく壁におしつけた。


「痛いっ…。」