完璧今のは幻聴だよね?


だって...紅莉がそんなこというはずがない


「あたしも...キス...したい」





「っ/////」


何俺が恥ずかしがってんの!?

作戦仕掛けたの俺なのに
逆に紅莉にどっぷりハマっていたし...


紅莉は自覚してないんだよね...


そういうことされると
本当に困るよ....



俺が俺じゃなくなってしまう



「けい?」


「....紅莉....キスしてもいい?」


「ぅん///」



そして、俺は紅莉の頬に手を添えて
優しく触れるだけのキスをした


きっとこれで今は限界


これ以上は...

俺...緊張しすぎて絶対倒れる...

こんな事紅莉には言えないけど...



だから今はキスで充分


充分過ぎるくらい


ゆっくりでいいんだ