「ねぇ、圭ちゃん??」
仕方なく私は圭ちゃんに話かけた。。
圭ちゃんは私のほうを見た。
こっちを見た瞬間に私は圭ちゃんをイジりたくなった。
「圭ちゃんはどうしてそんなに小さいの??」
と、おちょくってみた。
「はぁ!!?お前そんなこと言いの来たのか!?つか、お前と2cmしか変わらんやろーがっ」
あぁーっ…。。
なんか久しぶりに話したなーっ。。
ってそんなこと言ってる場合じゃないか。。
「あっ!!ちょっと待ってっ!!!!アンケート取ってるんですっ☆」
私はちょっとだけキリッとした。
「あ~。。。分かった!!聞いてやろうっ」
うっ!!偉そ~~っっ。
私は圭ちゃんに優からもらったアンケート用紙に書いてあることを話していく。。
な~んか幸せだな~~っ。。。
ぁ、最後の質問だ。。。
「最後の質問ですっ!」
終わるの嫌だなーっ。
終わりたくないよーっ。
『えっと、あなたには…っ』
止まった。
アンケート用紙の最後の問題は絶対に委員会のアンケートじゃない質問が書いてあった。
それは…、【あなたには好きな人はいますか??】
うっわぁ~~~~っ!!!!
優ぅぅぅぅ~~~~っっ!!!
「えっ何???」
圭ちゃんは、私の持っているアンケート用紙を覗いた。
見られた…。。。
しれから、しばらく沈黙が続いた。。。
聞こえてくるのは、休み時間の騒がしい教室の音だけ。
優っ!!!覚えてろよ!!?
くぅぅぅぅっ。。。
「あのさ」
びくぅっ!!!!!!!!
はっはぃ…。
「いるよ。」
「はい…??」
「今の。その質問の答えだから。」
圭ちゃんは顔を真っ赤にして席を立った。
「え…」
好きな人…いるの!?
がーーーーーんっ
そう…圭ちゃんには心に決めた人が…
はぁぁぁ。。