「ついたわよ・・・。」


車で30分ほど走ったところに
その男子高校生が死体で発見された現場があった



「・・・・・・。」


ここで高校生は倒れていたのか



そこには
断崖絶壁?
ってな感じじゃないけど飛び降りたら確実に怪我では済まなくなるコンクリートで固められた崖があった


見上げてみると
崖の上にはガードレールがあった
だが簡単に人をつき落とせる高さ



「登ってみよう。」


別の道を通りその崖の上を登ってみることにした



「高いですね・・・・。」


登ってみると高さがわかる
思ったよりも高く五メートル以上は絶対にある



「ユウナさん。突き落とそうとすればつき落とせる高さですね。」