「…ゃっ……どうやって………?」



一瞬ビクッとしてから、身体を俺に預ける。



「『どうやって』?美空はどうしてほしいの?」



「ゃぁ……知らないもん…っ…」





おっ、今日はいつになく反抗的。






「言わないとしないよ?言ってみ?」



「ゃ…ゃだ…言えないよぅ……」



「どうして言えないの?」



「…だって…恥ずかし……ぁっ……」







かわいい。



たまらなく、かわいい。



俺の美空。










「美空、俺のこと好き?」



「…ぅん…海都…っ…好きだょ……ぁっ………」



「もっと…もっと言って、美空…」



「かいと…すき……ぁっ、愛してる…っ……」



「……俺も。俺も愛してるよ、美空……」








この時期にはちょっと寒々しい水色のベッドで、俺達は互いの身体を温め合った。








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