「うわぁ…」
尻餅をついた痛みなどすっかり忘れて、幼い俺は青い空を見つめた。
吸い込まれそうになる。
「かいと、みてごらん!あっちにはうみがあるよ!」
美空の声で身体を起こして右を向くと、そこには穏やかな海。
太陽の光がキラキラと波間に反射している。
「キレイだね、かいと」
美空は俺に向かって微笑んだ。
俺も美空を見て、笑顔で頷いた。
.:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…