「美雪―、掃除サボんなよぉ」 「あっ、はーい」 私、声を掛けられて、やっと我に返って、掃除を始めた。 まだ、信じられなかった。 本当なの? ホントにホント? あの……あの涼が、先生?! 私はてっきり、学生かと思ってたのに……。 嘘みたい……。