「でも、なんなの、その封筒?」

「えっ?」



あっ。

私、希未の声に慌ててそれを隠す。



「な、なんでもない」

希未が疑いの視線で私を見てたけど、いつの間にか部屋へ着いていて、「もうそろそろ、片付けしなくちゃね」の 弥生ちゃんの一言に、助けられた。