「優ちゃん言うなよっ!
てか、沙姫の事を
そーゆー目で見んなーっっ!!」

この学校は、体育の時は髪を結ばなきゃいけないらしくて
沙姫は肩ぐらいの長さの茶色い髪を
2つ結びにしていた。

走るたびにちょこちょこ
揺れてて、見てて飽きない。

そんな感じでずーっと見ていたら
いつの間にか授業は終わってしまった。

沙姫の事を考えると、時間がたつのが早い。

こんなんじゃ集中して勉強できねーよ。

HRも終わって、部活が始まる。


「優ー。職員室よるから先行ってて。」

と隼人が言う。

「わかったー。」