目の前で走っていくちっちゃい女の子。

怒っても全然怖くないし
むしろ可愛い。

沙姫は俺のことなんとも思ってないみたいだし。

毎日迎えにいってたら、彼氏だと思われる!とかいわれた。

そんな事言われたら落ち込むっつーの。

なんて乙女みたいな発言してみたり。


そもそも沙姫の事を知ったのは
図書委員の集まりの時。

その話は、今はしないけど。



……俺の一目惚れ


「自分の運命の人って、世界に3人いるんだって。知ってた?」