「俺が伸也と戦う前に、伸也の肩を揺さぶったのを覚えてますか?俺そのとき、神の時計を持ってたんや。時計を持ってるのに生身の人間の肩なんか揺さ振ったら、折れてしまう。このアザは、多分俺が伸也の肩を揺さ振ったときに付いたアザや……。伸也は、気付いてたんや。戦う前から、俺が神の時計を持ってることを。わかってて俺の攻撃を受けたんや。わざと急所を外して攻撃してきた……。伸也は……負けようとしてたんや……」
「……」
「とりあえず、終わりましたね」
「そうね。でも、どうやって帰るの?」
「見てください」
健は伸也のポケットから、時の時計を取り出した。
時計は23時59分11秒を指していて、動いている。
「とりあえず、0時になるまで待ってみましょう」
「そうね」
そして、秒針が50を指した。
「これで……全部終わったんや……」
10……
9……
8……
7……
6……
5……
4……
3……
2……
1………
「……」
「とりあえず、終わりましたね」
「そうね。でも、どうやって帰るの?」
「見てください」
健は伸也のポケットから、時の時計を取り出した。
時計は23時59分11秒を指していて、動いている。
「とりあえず、0時になるまで待ってみましょう」
「そうね」
そして、秒針が50を指した。
「これで……全部終わったんや……」
10……
9……
8……
7……
6……
5……
4……
3……
2……
1………