「吹奏楽部の方に話しに行ってたから遅くなった」
「いや別にそこまで待ってないから大丈夫」
裕が答えると西山は持っていた楽器を机に置いて座ると音楽メーカーのロゴが入ったケースを置いた。裕はあまり詳しくないがチューバと呼ばれる楽器らしくそこそこ値段がするものらしい。
「さて、キミ達3人は昨日会ってるけど西山さんは初めてだから簡単に紹介するね」
宮田が話を切り出すと宮田は隣に座った制服女性を見ながら
「引っ越してきてお世話になってる従姉弟で相田 恵梨(あいだ えり)3年生だから私たちの先輩。」
宮田の紹介を受けた相田は軽く会釈をして
「先輩だけどみっちゃんに助けてもらうことが沢山あってどっちがお姉ちゃんかわからないけどヨロシクね」
「そんなことないから」
宮田がすぐに否定する。従姉弟だからみっちゃんと呼ばれてたことに気づいた裕は
「でも、相田さんは3年生ですよね?受験勉強とか大丈夫なんですか?」
すると
「大丈夫。この人すごい頭良いから」
宮田がすぐに返事をする。
「みっちゃんそんなことないよ~」
「じゃあこの前の全国模試で一桁台に入ったのは誰?」
「あれはたまたまだから」
宮田の切り返しに相田はうつむいて黙ってしまった。どうやら、相当な優等生でゆっくりとした性格なのだろうと裕は思った。
「いや別にそこまで待ってないから大丈夫」
裕が答えると西山は持っていた楽器を机に置いて座ると音楽メーカーのロゴが入ったケースを置いた。裕はあまり詳しくないがチューバと呼ばれる楽器らしくそこそこ値段がするものらしい。
「さて、キミ達3人は昨日会ってるけど西山さんは初めてだから簡単に紹介するね」
宮田が話を切り出すと宮田は隣に座った制服女性を見ながら
「引っ越してきてお世話になってる従姉弟で相田 恵梨(あいだ えり)3年生だから私たちの先輩。」
宮田の紹介を受けた相田は軽く会釈をして
「先輩だけどみっちゃんに助けてもらうことが沢山あってどっちがお姉ちゃんかわからないけどヨロシクね」
「そんなことないから」
宮田がすぐに否定する。従姉弟だからみっちゃんと呼ばれてたことに気づいた裕は
「でも、相田さんは3年生ですよね?受験勉強とか大丈夫なんですか?」
すると
「大丈夫。この人すごい頭良いから」
宮田がすぐに返事をする。
「みっちゃんそんなことないよ~」
「じゃあこの前の全国模試で一桁台に入ったのは誰?」
「あれはたまたまだから」
宮田の切り返しに相田はうつむいて黙ってしまった。どうやら、相当な優等生でゆっくりとした性格なのだろうと裕は思った。