「それに決めるのは、琉ちゃん…いえ琉さんですから」



「ですが、その坊ちゃまがあなたと離れたくないと言っています。」



「琉ちゃん…」




「実は坊ちゃまのお祖父様はあまり長くないのです」



「え…!」