「おばあ様はそれで、
しあわせだったの?」
「ああ幸せだよ
おじい様は浮気もしなかったし、子供も出来た。
こんなに可愛い孫も、出来た。木村がここで、執事をしてくれてる。これ以上の幸せは無いよ」
「おばあ様…
実は私、二人から告白されてて…」
「一人は、琉かい」
「えぇ〜!!!
何でわかったの?」
「琉を見てれば、すぐわかるさ。いつも優しい目で、お前を見てるからね。それに麻里香も、琉が好きだろう?」
「…え?…」
「気づいてなかったのかい?琉といる時は、いつもニコニコしてる。琉が
いないとすぐ琉を、探して…」