「どうしたの?
何か 変だよ…」



いつもの、琉ちゃんじゃない…






「執事に、なったのは
麻里香を守る為…」



「…え?…」




「子供の頃、男に襲われたお前を俺は、守れなかった…。その時俺は、誓った。麻里香を守れる強い男になるって…。好きな女一人守れなきゃ、そばにいる意味がねー。」




そんな事、思ってたなんて…。知らなかった。




「いつもそばで、見てた。なのに…知り合ったばっかの奴に、告白されて
喜ぶんじゃねぇよ!」