「はぁ…やっとやるきになったか。」



海斗はうんざりそうな顔でベッドに腰掛けた



「でも最後に一回だけ遥に会わせてくれないかな?」



「別にいいぜ」


えっ…なんか意外とすんなりOKしてくれた
もっとうんざりすると思ったのに…

海斗は私の心を読み取ったように答えた



「どーせもうすぐ忘れるんだし会うくらいどうってことないしな」


私は海斗と桐生にありがとうを残し親にみつからないように外へとびだした







「まったく人間ってめんどくせぇなぁ」