そんな憂鬱な気分に
なっていると



彼女はまっすぐ
立ち直し
いかにも
大丈夫だという態度で
血を拭いたハンカチの
弁償の事などを
話し始めた



どうやら
俺に頼ろうという気は
ないらしい



これからどうするのか
聞くと
会社へ行くと言う



それなら
同じ会社なのだから
会社まで
連れて行けば
その後は
なんとかなるだろう