今年は体育祭の年ではなく、文化祭の 年となっていた。 たまたまなのかは分からないが 文化祭の日は 祐也と付き合って 1年となる日だった。 ある日祐也とデートをしていると 『文化祭は一緒に回ろうな。』 そう言ってくれた。 素直に嬉しかった。 なのに、 あの人のせいで あたしたちのリミットが 近づいてきていた。