『だからー、用があるから、来てって 言ってんじゃん。』 あたしがいうと 『嘘ついてんじゃねぇよ。 諒と俺は産まれた時から一緒にいんだ。 お前が嘘ついてるかどうかぐらい分かる。 で??ほんとはなんだよ。』 翔太は笑顔で聞いてくるから あたしは今まで我慢していた涙が 翔太の言葉を聞いて溢れてきた。 『・・・・・・え?何でそこで泣く?』 翔太は戸惑いながらもあたしの事を 慰めてくれた。