もう何回目か分からない チャイムがなった あたしは、そこから動けないまま 冷たいコンクリートの上に ねっころがっていた。 『今何時間目なのかなぁ 何でこんな目に会わなきゃ いけないんだろう』 あたしは無意識に泣いていた。 誰もいない、誰も来ない体育館裏で あたしは泣き続けた。