『祐也、お前さバレてるよ。
みんなにお前と諒のこと。
ちゃんとしろよ!!てめぇ彼氏じゃ
ねーんか?てめぇは知らねえかも
知れねえけどな、こういうことが
ある度に諒は自分を責めて責めて責めて
いつもいつも自分のせいだっつって
自分を傷めつけちまうんだよ!!!
ようやく最近傷めつけちまうの
治ってきたって思ったら、まただよ。
てめぇちゃんと誰も来ないような所
選んだんかよ?彼処には俺がいた。
っつーことは同じ学校の奴が来る可能性は
たけえっつーことだろ??
てめぇの彼女だろうが。
女1人守れねぇでてめぇはいったい
なにしてんだよ、ふざけんじゃねーよ
それで彼氏面なんかしてんじゃねぇ!!
噂流れたからって諒を傷つける台詞を
言うんじゃねえ!!てめぇは誰を
いつも信じてんだ!!なんで諒をいつも
信じねぇんだ。てめぇがてめぇで
惚れた女信じねぇで自分ばっか
大変な気でいんじゃねぇ!!
てめぇより諒の方が何倍も何十倍も
何百倍も傷ついてんだよ!!てめぇの
ことだけ考えんの、おかしいんじゃ
ねえの?普通好きなら好きな奴がを
先に考えんだろ。少なくとも俺は
そうする。甘ったれてんのもいい加減に
しとけよ!!!』

翔太はそう言って教室に戻っていった。