3月にもなると、
《受験》一色?だ。

あたしは気分をリフレッシュするために屋上へ行った。
─ギィィ─
ドアを開けると、スゥーっといい風が吹き抜けた

『気持ちいい~』

『だよな!!』
気がつくと佐伯がいた。
『何でいるの?』

『此処、俺の陣地!!』

『はぃー?』