「...だーもう!!」 

おそらく礼央であるらしき人が叫んだ。



「お前に一目ぼれしちまったんだよ!!!俺とつきあえよ!!!」



え....???ちょっとまって思考停止...なんなの??


荒々しく礼央は言った。私は背の高い礼央をみあげるようにして弱々しく


「...あの..あた、ん...んぅ、んッ..」


私は最後まで言葉を言うことがかなわなかった。


なぜなら、礼央に唇をふさがれたから。


私は意味もわからず礼央を突き飛ばし走って家に帰った。