「あれ?待ってたの?」 「ただの通りすがりー。」 「なにソレ。(笑) まぁいっか、家で夕飯でも食べてかない?」 「え?いいの急に?」 「うん。おかんも優花ちゃんならいつでも大歓迎だってさ。」 「へへっ。それは嬉しいな。」 優花とは家が近所でおかんも気に入っているしね。 俺は自転車に鍵を差し込んで回した。