何かが、黒いスーツである事がわかり、

「ジンっ!?」

って言ってから、燃えるような赤い髪に気がついた。

「ブッブーっ、レンでしたっ!!」

レンが自分を親指で示して、あたしにウインクした。

こういう状況でも緊迫感とかまるっきり無い、ふざけた表情。

あたしのレプリカのレンだ!!