パスタは美味しくて、


値段も良心的だった。





今度は桜とかも連れてこよう





そんなことを思いながら、

財布を取り出そうとすると・・・





「俺が払うから、いいよ」





なんて、紳士な声が降ってきた





『え、でも・・・』




「潤は甘えてればいいの」





なんて、そんな顔で言われちゃ、


何も言えなくなっちゃうよ・・・。





「ラブラブを見せ付けないでくれよ」





そんなマスターの声。



あたしは苦笑い。





『ご馳走様でした』




「ありがとうございました!」




『また、来ますねっ!!』





そう言って、お店を出た