そんな時は決まって屋上へ行った。
ハナと金網越しに話す事もあるし、一人でいることもある。

ハナが辛い時、屋上へ行っていた気持ちが少しだけ分かった。

屋上に着き、まずハナの姿を探したが、いなかった。

はあ、今日は一人の日か。