廊下で偶然二人を見かけた。

高瀬と綾花さん。


楽しそうに何かしゃべっている。




別に・・・

興味・・・ない




知らないふりして、

通り過ぎようとしたが・・・



「よう!」

高瀬が私に気がついた。



あわてて綾花さんに

「あっ、綾花さんお久しぶりです。」

と挨拶して去ろうとしたが・・・



「あら、丁度よかった。

あなたにお話があって来たのよ。」


昔と変わらない、

そのちょっとツンとした感じで

何でもないのに高圧的なしゃべりかた。


「なんでしょうか。」


「いいからちょっと。」



綾花さんにつかまり会議室へ・・・


高瀬は、


「じゃあまた。」


と行ってしまった。