「でもさー私こんな眼鏡…あー中学のころのあだ名眼鏡っこだったのね、

がり勉にみられがちだけど頭悪いしおまけにかわいくないし

園山君となんて釣り合うわけないかーって


だから決めたの

見てるだけでいい


ほんとに運命ならきっとまた引き合わせてくれるって」



俺は何も返すことができずただ聞いていた


「ってこんなことなんで相模君にいってんだろ恥ずかしい///」



「そんなことねんじゃね?」



俺がそういうと彼女は不思議そうな顔で俺を見た



「本田さんは別に不細工じゃないし

それに


本田さんを想ってる誰かはきっといると思う」


俺がそういうと嬉しそうに顔を赤くしながら俯きがちにありがとうと言った



俺の目にはこんなにかわいく写る


彼女に好かれている園山が今までで一番羨ましかった