「お!図書委員の本田ちゃんではないか!」



本田さんに会った園山はそういって本田さんの頭をわしゃわしゃとした


そして本田さんの目の前に腰を下ろした



「図書館なんて久々〜

あんたも同じ高校だったんだ〜」



「うん

園山君、サッカー頑張ってるね

あんな下手くそだったのにね(笑)」



「うっせーばか!」


なんだか二人の会話に入れずにいた



「で、相模は本田ちゃんのどこに惚れたわけ?」



ほ…


「ち、違うよ!そんなわけないじゃん!」


全否定


「相模君は学校の人気者だよ?

かっこよくて頭もいくてサッカーもうまいし」



「ま、

どれも俺には劣るけどな!(笑)」



「相変わらずの高飛車ぶり」


なんだかいつもと違う雰囲気本田さん

少し顔を赤らめて話す



そのとき俺は気づいてしまった