ー・・・




家までの道、手を繋ぎながらも
七香はずっと
ニコニコ笑ってた。



「なにかあった?」
疑問に思って七香に聞いてみた。



「だって嬉しいんだもん」


何に嬉しいんだ?




「陽くん好きっ」




突然七香はそう言って繋いでる手に力を入れた。




・・・かわいい。




なんでこんなに
かわいいんだろ。



俺も答えるように
つないでる手に力を入れた。




「・・・陽くんと一日中すごせて幸せだったから」



七香は恥ずかしそうに言ってきた。




・・・なんだか七香が今日はやけにかわいい。




・・・愛に七香を取られそうだけどまた家に連れてきたいな・・・



七香とずっと一緒にすごす休日もいいかもしれない。


・・・七香だからあきないんだ。






<END>