「ん〜と?クローゼットとか〜?

もしかして本棚」



一応一通り見たけどなかなか見つからないもので



「な?ねえだろ?」



隼人はバカにしたように笑う



いや、でもまだソワソワしてる



こりゃまだ諦められない



「あ!もしかして〜ベットの下とかめっちゃベタなパターンとかないよね?」



そう言ってベットの下を覗こうとした瞬間



「なっ!」



いきなり後ろから体を持ち上げられる



「やめなさいよ〜!あんたここに隠してあんでしょ〜?この変態野郎!」



美海がじたばた暴れても
しっかり後ろから抱かれる形で押さえられて



隼人はベットに座る
と同時に美海は隼人の膝の上に座る状態になった