隼人の部屋の前で
大きく深呼吸
起きてなくてよかった！
美海はゆっくりとドアを開いて
そっと部屋の中を覗いた
そしたらぐーすかぐーすか寝てる隼人の姿
ふふ♪何も知らずにのんきなやつね！
起きた瞬間心臓止まっても知らないんだから
そうなぜか得意気になりながら隼人に近づく
なんだか近づくにつれて心臓やかましいんですけど
こんなんじゃ美海の心臓がもたないじゃない
美海は隼人のベッドの横に座って
そっと肩を揺する
｢〜んっ…｣
うわ！
寝返り打ちやがって
かわいい…。
かわかっこいいわ…
｢隼人〜…｣
少し小声で起こしてもなにも反応がなくて
なかなか起きてくれないから
ついつい、遊び心が溢れてくる
そっと指先で隼人のホッペを突っついてみる
そうすると眉間にシワを寄せてちょっと首を動かす隼人
あ〜、やばい！
やばすぎる！
ごめんなさい神様
美海ただの変態でいいです
