キスをしたのはいつぶりだろう…。


卓也は驚きすぎて声も出ない様子だった。




フォークを置いて、黙る卓也。





「限界………」



―チュッ…



卓也は私の唇にキスをした。何ヶ月ぶりかの、この感触。


「卓也…」




「やべ。まじ限界…」




腕を引っ張られ寝室に連れてかれる。


優しくベットに誘導されて2人で倒れ込む。



ギュウッと力いっぱい抱きしめられた。



…卓也の匂い。