―プルルルル…プルル…



『もしもーし☆』

ミナの明るい声が私に元気をくれる。

「ミナ〜、助けて〜。」

『どーした?』

「昨日会ったよ。」

『おっ♪勇気?どーだった?』

「楽しかった。」

『に、しては元気なくない?』

「う〜ん。旦那がさ…熱出した。」

『あぁ…それで暗いの!?』

「う〜ん。なんか同情しちゃってね。」

『あぁーあ…それか。』




ミナに旦那への気持ちを話した。


ミナは真剣に聞いてくれた。


いつものバカな発言ばっかのミナでは想像できないくらいの真面目っぷり。





『そっかぁ…』


ミナは少し考えながら答えてくれた。