「だから、それは貴女の…」


「そうです、でも貴方方がちゃんと支えてあげてれば、私なんかに復讐心を抱かなくて済んだんです。ソレを生き甲斐に生きてこなくて済んだんです」


「「羅葡!!」」


光希とセナが入ってきていた。



「もぅいい…もぅいいんだよ?こうして、羅葡と再会できて結婚出来るんだから♪」


「い゙ぢゅ…ぎぃ〜」


「光希だよ……もぅ過去何て要らない、家族なんて水澤の皆だけでいいから。自分をせめないで。俺はそんな羅葡が好きなんだから」


「…ぅん…」


「今まで、お世話になりました。もぅ、会うことは無いと思いますが、コレからは羅葡と水澤の皆で頑張って行きます」


部屋を出た。


「「光希!!」」


お兄さんと、お姉さんが駆け付けてきた。


「兄貴、姉貴。2人共幸せに♪」



「…あぁ、又泊まりに来いよ♪大歓迎だから」


「うん」


「具合が悪かったら直ぐ連絡しなさい。羅葡ちゃん、光希の事宜しくお願いします♪」


「お姉さん……はいっ。世界一幸せにします」


「羅葡…それ、俺の台詞じゃねぇ?」




皆で笑った。